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耐震等級ってなに?安心して住める家の選び方

2025/11/16(日) コラム

こんにちは!河合工務店

家づくりコンシェルジュの平山です。

 

1. 耐震等級とは?

家を建てるときに気になるポイントのひとつが「地震に強い家かどうか」です。
日本は地震が多い国だからこそ、建物の強さを数値で示す基準が設けられています。それが「耐震等級」です。

耐震等級は、建築基準法で定められた耐震性能を基準(等級1)とし、上のレベルにいくほど地震に強い構造になります。

  • 耐震等級1:建築基準法で定める最低限の強さ。震度6強~7程度の地震で倒壊・崩壊しないレベル。

  • 耐震等級2:等級1の1.25倍の強さ。学校や病院など、防災拠点となる建物に求められる水準。

  • 耐震等級3:等級1の1.5倍の強さ。消防署や警察署など、災害時に機能を維持すべき建物と同等の水準。


2. 耐震等級が高いと得られるメリット

  • 安心して暮らせる:万が一の大地震でも、家族の命や生活を守りやすい。

  • 資産価値が高まる:耐震等級3の住宅は、将来の売却時にも評価が上がりやすい。

  • 保険料が安くなることも:地震保険では、耐震等級によって割引が適用される場合があります。


3. どう選べばいい?

「とにかく地震に強い家がいい」と思う方は耐震等級3を選ぶのがおすすめです。
ただし、耐震性能を上げるとコストも増えるため、暮らし方・予算・安心感のバランスを考えることが大切です。

また、耐震等級は“設計上の数値”であるため、実際には施工の精度も重要です。信頼できる工務店や設計者に依頼し、耐震性能をきちんと実現できる施工体制かどうかを確認しましょう。


4. まとめ

耐震等級は「地震に強い家かどうか」を数値で表す大切な指標です。

  • 等級1:最低限の強さ

  • 等級2:学校・病院レベル

  • 等級3:防災拠点レベル

家族の安全を第一に考えるなら、耐震等級3を選ぶのが安心です。
ただし、数字だけでなく、施工品質や信頼できるパートナー選びも欠かせません。

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