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注文住宅にかかる“諸費用”を徹底解説 本体価格だけじゃないお金の話、全部まとめました

2025/07/22(火) コラム

こんにちは!河合工務店

家づくりコンシェルジュの平山です。

 

「注文住宅を建てたいけど、家の本体価格以外にどんな費用がかかるの?」

家づくりを始める多くの方がぶつかる疑問です。

住宅会社の広告では「1,800万円〜」などと記載されていても、実際に支払う金額はそれだけではありません。

本体工事費以外にかかる“諸費用”をしっかり把握しておかないと、予算オーバーや資金ショートの原因に。

この記事では、注文住宅で見落としがちな「本体価格以外にかかるお金」を項目ごとにわかりやすく解説します。


1. そもそも“本体価格”とは?

「本体価格」とは、住宅の建築に直接かかる費用のこと。

主に以下のような工事を指します:

  • 基礎工事

  • 木工事(柱・梁・床など)

  • 屋根・外壁工事

  • 内装仕上げ(床・クロスなど)

  • 設備(キッチン・トイレ・お風呂など)

ですが、この金額だけで家は完成しません。

建てるためには、さまざまな“付帯費用”や“諸費用”が別途必要なのです。


2. 注文住宅にかかる主な「諸費用」一覧

諸費用の内訳は大きく分けて、次のようなものがあります

地盤調査・改良費  : 土地の強度によっては地盤改良が必要に 
外構工事費 : 駐車場・フェンス・門柱・庭など 
登記費用 :所有権移転や建物表示の登記など 
火災保険・地震保険 :住宅ローンには加入が必須 
各種税金 :不動産取得税・登録免許税・印紙税など 
ローン関係費用 :事務手数料・保証料・団体信用保険料など 
引越し・仮住まい費 : 建て替えや遠方からの移住時に必要 
家具・家電購入費 :新築に合わせて買い替えるケースが多い 


3. 意外と見落としがち!注文住宅の「別途工事費」

以下のような工事も本体価格に含まれていないことが多いため、見積書の確認が重要です。

 給排水引き込み工事

土地に上下水道が整備されていない場合、道路から敷地まで配管を引き込む工事が必要です。

 エアコン・照明・カーテンレールなど

注文住宅ではこれらがオプション扱いになることもあります。入居後すぐに使えるように予算に含めておくと安心です。


4. 総額でどれくらい見ておくべき?

一般的に、注文住宅の本体価格以外にかかる“諸費用”は、全体の15~20%が目安です。

たとえば本体価格が2,000万円の場合:

 諸費用:約300〜400万円

これを加えて、総予算は2,300〜2,400万円程度と考えておくのが現実的です。


5. 諸費用を抑えるための3つのポイント

① 諸費用まで含めた「資金計画」を最初に立てる

土地代・建物代・諸費用をすべて含めた予算組みを行いましょう。

② 見積書をしっかり確認し、「含まれていない項目」を把握する

「これは別料金です」とあとから説明されることも多いため、最初の段階でチェックが大切です。

③ 工務店や建築会社に「トータルでいくらかかるか」を質問する

信頼できる工務店であれば、諸費用も含めた見積りや資金計画を丁寧に提示してくれます。


まとめ|「建物価格+諸費用」でしっかり資金計画を立てよう

注文住宅は、家本体の価格だけでは完成しません。

本体価格+諸費用=総予算で考えることが、後悔しない家づくりの第一歩です。

不明瞭なまま契約してしまうと、あとから「こんな費用がかかるなんて…」と後悔することに。

信頼できる工務店と一緒に、最初の段階でトータルの予算をしっかり確認しておくことが成功の秘訣です。


 ご相談ください

当社では、土地探し・間取り設計・住宅ローンはもちろん、「家づくりにかかるすべての費用」について無料でご相談を承っております。

「いくら準備しておけばいいの?」

「本体価格以外の費用って何があるの?」

そんな疑問は、どうぞお気軽にご相談ください。