平山奨悟 ヒラショー 自己紹介へ

“その間取り、生活したらどうなる?”リアルな暮らし視点

2026/05/29(金) コラム

図面では分からないリアルな暮らし視点

家づくりでワクワクする瞬間のひとつが、間取りを考える時間です。

「この配置いいね」
「広いリビングにしたい」
「回遊動線にしたい」

しかし、ここで一度立ち止まってほしいポイントがあります。

その間取り、実際に住んだときの生活をイメージできていますか?

図面はあくまで“平面”。
実際の暮らしとは、大きなギャップが生まれることがあります。

今回は、リアルな生活視点で間取りを考えるポイントを解説します。


なぜ“良さそうな間取り”が失敗するのか?

間取りの失敗は、

  • センスの問題
  • 知識不足

ではなく、

生活を具体的に想像できていないこと

が原因です。

例えば、

✔ 朝のバタバタ
✔ 洗濯・片付け
✔ 帰宅後の動き
✔ 子どもの成長

これらが図面に落とし込まれていないと、
「なんとなく良いけど住みにくい家」になります。


シーン① 朝の動きで考える

朝は家の中で一番動きが重なる時間です。

よくある問題は、

  • 洗面所が混雑する
  • キッチンと動線がぶつかる
  • 着替え場所が分散している

▶ ポイント
・洗面+収納+動線をまとめる
・家族が同時に使えるか考える


シーン② 洗濯動線で考える

意外と負担になるのが洗濯動線。

よくある後悔は、

  • 洗う→干す→しまうが遠い
  • 階をまたぐ動きが多い
  • 収納場所が分散している

▶ 理想は
「洗う→干す→しまう」が1ヶ所で完結すること


シーン③ 帰宅後の動きで考える

帰宅後の動きも重要です。

例えば、

  • 荷物を置く場所がない
  • 上着の収納が遠い
  • 手洗い動線が不便

▶ ポイント
・玄関→収納→洗面の流れを意識
・生活感を隠す工夫


シーン④ リビングの過ごし方

リビングは“広さ”より使い方が重要です。

よくあるズレは、

  • テレビとソファの距離
  • ダイニングとのバランス
  • 家族の居場所がバラバラ

▶ ポイント
・「どこに座るか」から考える
・居場所を複数つくる


シーン⑤ 将来の変化

家は長く住むものです。

  • 子どもが成長する
  • 在宅時間が変わる
  • 老後の生活になる

▶ ポイント
・使い方を変えられる間取り
・1階完結の生活も視野に


プロの視点|良い間取りの共通点

住みやすい家には共通点があります。

それは、

✔ 動線がシンプル
✔ 収納が適切な位置にある
✔ 生活の流れがスムーズ

つまり、

“きれいな図面”ではなく
“生活に合っているか”がすべて

です。

 

まとめ|間取りは「生活」で考える

間取りで後悔しないために大切なのは、

✔ 朝・夜の動きを想像する
✔ 家事の流れを考える
✔ 将来の変化を想定する

ことです。

家づくりは、

「どんな家を建てるか」ではなく
「どんな暮らしをするか」

を考えること。

図面を見るときは、
ぜひ“生活している自分”を想像してみてください。

それだけで、間取りの見え方は大きく変わります。

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