平山奨悟 ヒラショー 自己紹介へ

家づくりで後悔しやすい“窓計画”とは?

2026/07/10(金) コラム

明るさだけで決めると失敗する?窓選びで知っておきたいポイント

家づくりの打ち合わせで、意外と後回しになりがちなのが「窓計画」です。

間取りやキッチン、外観デザインに比べると、窓は細かな部分に感じるかもしれません。しかし実際には、

窓の配置や大きさは、住み心地を大きく左右する重要なポイント

です。

実際に住み始めてから、

  • 思ったより暑い
  • 家の中が暗い
  • 外からの視線が気になる
  • 家具の配置に困った

という後悔の原因になることも少なくありません。

今回は、家づくりでよくある窓計画の失敗例と、後悔しないための考え方をご紹介します。


なぜ窓計画で後悔する人が多いのか?

窓は、

  • 明るさ
  • 風通し
  • 断熱性
  • プライバシー
  • 外観デザイン

など、さまざまな要素が関係しています。

そのため、

「大きい窓=良い窓」

とは限りません。

見た目や開放感だけで決めてしまうと、住み始めてから不便を感じることがあります。


よくある後悔① とにかく大きな窓にした

リビングに大きな窓を設けると、

  • 開放感がある
  • 明るい
  • 庭とのつながりを感じられる

といったメリットがあります。

しかし一方で、

  • 夏の日差しが強い
  • 冷暖房効率が下がる
  • 家具配置が制限される

というデメリットもあります。

窓は大きければ良いのではなく、

必要な場所に必要なサイズで配置すること

が大切です。


よくある後悔② 南向きの窓を増やしすぎた

「日当たりが良い家にしたい」

という理由で南側に大きな窓をたくさん設ける方もいます。

もちろん採光は重要ですが、

  • 夏場の暑さ
  • 家具の日焼け
  • カーテンを閉めっぱなしになる

というケースもあります。

特に豊橋市周辺は日差しが強い季節も多いため、窓の大きさや軒の出などを合わせて考えることが重要です。


よくある後悔③ 外からの視線が気になる

完成した当初は気にならなくても、

実際に住み始めると、

  • 道路から見える
  • 隣家の窓と向かい合う
  • カーテンを開けられない

ということがあります。

せっかく大きな窓を設けても、

常にカーテンを閉めている

状態ではもったいありません。

窓計画では、採光だけでなくプライバシーも重要です。


よくある後悔④ 家具の配置が難しくなった

窓が多いと壁が少なくなります。

すると、

  • テレビを置く場所がない
  • ソファの配置が難しい
  • 収納家具が置けない

という問題が起きます。

家づくりでは、

「窓の位置」と「家具の位置」

を同時に考えることが大切です。


よくある後悔⑤ 開けない窓を付けてしまった

窓をたくさん付けたものの、

実際にはほとんど開けないというケースもあります。

例えば、

  • 隣家が近い
  • 虫が気になる
  • 防犯上開けにくい

などの理由で使わなくなることがあります。

窓は「付けること」ではなく、

どう使うか

を考えて計画することが重要です。


後悔しない窓計画のポイント

① 明るさだけで判断しない

採光だけでなく、

  • 断熱
  • プライバシー
  • 家具配置

も考慮しましょう。


② 窓からの景色を見る

窓は光を取り入れるだけでなく、

外の景色を切り取る役割もあります。

見たい景色に窓を設けることで、居心地の良い空間になります。


③ 風の通り道を考える

窓を増やすのではなく、

風が抜ける配置を考えることが大切です。


④ 家具計画と同時に考える

テレビ、ソファ、ダイニングテーブルなど、

実際に置く家具を想定して窓位置を決めましょう。


プロの視点|良い窓計画とは?

良い窓計画は、

「窓が多い家」

ではなく、

「暮らしに合った窓がある家」

です。

窓は住み心地、光熱費、デザインに大きく影響します。

だからこそ、見た目だけでなく暮らし方から考えることが大切です。


まとめ|窓は“家の快適性”を左右する重要なポイント

家づくりでは、

✔ 明るさ
✔ 風通し
✔ プライバシー
✔ 家具配置
✔ 断熱性

をバランス良く考えた窓計画が重要です。

窓は完成してから変更するのが難しい部分だからこそ、

「なぜこの場所に窓を付けるのか」

をしっかり考えることが、後悔しない家づくりにつながります。

家づくりを進める際は、間取りだけでなく窓計画にもぜひ注目してみてください。

1ページ (全130ページ中)