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ファミリークローゼットは本当に必要?後悔しない広さと配置の考え方

2026/10/23(金) コラム

注文住宅の間取りを考えるとき、最近よく耳にする「ファミリークローゼット」。

家族の衣類をまとめて収納できることから、家事を効率よく進めたい方や、収納をすっきりさせたい方に人気の間取りです。

しかし、一方で、

「ファミリークローゼットは本当に必要?」
「何帖くらいあれば使いやすい?」
「寝室や子ども部屋の収納はなくても大丈夫?」
「どこに配置すると便利?」

といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

ファミリークローゼットは便利な収納ですが、すべての家庭に必要というわけではありません。

大切なのは、収納するものや家族の生活スタイルに合わせて、広さと配置を考えることです。

今回は、豊橋市・東三河で注文住宅を検討している方に向けて、ファミリークローゼットのメリット・デメリットや、後悔しない間取りのポイントをご紹介します。


1|ファミリークローゼットとは?

ファミリークローゼットとは、家族の衣類や日用品などをまとめて収納するスペースのことです。

一般的なクローゼットは寝室や子ども部屋など、それぞれの部屋に設けることが多いですが、ファミリークローゼットは家族で共有する収納として計画します。

例えば、

  • 家族の普段着

  • 仕事着や制服

  • 下着や靴下

  • タオルや寝具

  • バッグや小物

などを収納できます。

ただし、すべての衣類を一か所にまとめる必要はありません。

普段使う衣類だけをファミリークローゼットに収納し、季節外の衣類は各部屋に収納する方法もあります。

何を収納する場所にするのかを最初に決めておくことが、使いやすいファミリークローゼットをつくるポイントです。

2|ファミリークローゼットのメリット

① 洗濯物をしまう動線を短くできる

ファミリークローゼットの大きなメリットは、洗濯物をまとめて収納できることです。

例えば、洗濯機・室内干しスペース・ファミリークローゼットが近くにあれば、

洗う → 干す → しまう

という一連の家事をスムーズに進めやすくなります。

家族それぞれの部屋へ洗濯物を運ぶ手間を減らせることも魅力です。

② 各部屋をすっきり使いやすい

家族の衣類をまとめることで、寝室や子ども部屋の収納を小さくできる場合があります。

その分、部屋を広く使ったり、家具の配置を工夫したりしやすくなります。

ただし、各部屋の収納を完全になくすと不便になる場合もあるため、収納の役割分担を考えることが大切です。

③ 家族の衣類を管理しやすい

衣類を一か所にまとめることで、家族の服がどこにあるのか分かりやすくなります。

また、収納量を把握しやすくなるため、衣類の増えすぎを防ぐきっかけにもなります。


3|ファミリークローゼットのデメリット

便利な一方で、注意したい点もあります。

① 床面積が必要になる

ファミリークローゼットを設けるには、収納スペースだけでなく、人が通るための通路も必要です。

間取りによっては、リビングや寝室など、ほかの部屋に使える面積が小さくなることがあります。

② 家族の生活時間が違うと使いにくい場合がある

例えば、早朝に出勤する人と、まだ寝ている人がいる家庭。

ファミリークローゼットの位置によっては、着替えや衣類の出し入れの際に、ほかの家族の生活に影響することがあります。

また、家族全員が同じ場所で着替える場合、使用する時間が重なることも考えられます。

③ 子どもの成長に合わせた使い方が必要

小さいうちは家族の衣類をまとめて管理できても、子どもが成長すると、自分の部屋で衣類を管理したいと感じる場合があります。

そのため、将来的に各部屋へ収納を追加できるかなど、長い目で考えておくことも大切です。


4|ファミリークローゼットは何帖必要?

ファミリークローゼットの広さは、家族の人数や衣類の量、収納方法によって変わります。

一般的な計画の目安としては、次のような考え方があります。

広さ 使い方のイメージ
約1~2帖 普段着や一部の衣類をまとめるコンパクトな収納
約2~3帖 家族の衣類をある程度まとめて収納する計画
約3~4帖 衣類に加えてバッグや季節用品なども収納しやすい広さ
約4帖以上 収納量を多く確保したり、着替えスペースを兼ねたりする計画

※あくまで参考例です。収納棚の奥行きや配置、通路幅によって使える収納量は変わります。

例えば、同じ3帖でも、収納を片側だけに設けるのか、両側に設けるのかで収納量は変わります。

また、ウォークスルー型の場合は通路部分が必要になるため、同じ面積のウォークイン型より収納量が少なくなる場合があります。

「何帖あるか」だけでなく、「何をどれだけ収納できるか」を確認することが重要です。

5|ウォークイン型とウォークスルー型、どっちがいい?

ファミリークローゼットには、大きく分けて2つのタイプがあります。

ウォークイン型

ひとつの出入口から収納スペースに入り、同じ場所から出るタイプです。

壁面を収納として使いやすく、収納量を優先したい場合に向いています。

ウォークスルー型

出入口を2か所設け、通り抜けできるタイプです。

例えば、脱衣所と寝室の間に配置することで、着替えや移動の動線をつなげることができます。

ただし、通路として使う部分には収納を設けにくくなるため、収納量とのバランスを考える必要があります。

収納量を重視するのか、移動のしやすさを重視するのか。

家族の暮らし方に合わせて選びましょう。


6|どこに配置すると使いやすい?

ファミリークローゼットの使いやすさは、広さだけでなく配置によっても変わります。

洗面所・脱衣所の近く

洗濯機や室内干しスペースから近い場所に配置すると、洗濯物をしまう動線を短くできます。

洗濯を効率よく進めたい家庭に向いています。

寝室の近く

朝の着替えや就寝前の準備がしやすくなります。

ただし、家族の生活時間が違う場合は、出入りによる音などにも配慮が必要です。

玄関の近く

帰宅後に上着やバッグを収納し、そのまま室内へ移動しやすい配置です。

外出時の身支度にも便利です。

ただし、家族の衣類をすべて玄関付近にまとめる必要があるかは、生活スタイルによって異なります。

どこに配置するかを決める前に、「いつ、誰が、何を取りに行くか」を考えることがおすすめです。

7|洗濯動線と組み合わせると便利

ファミリークローゼットを設けるなら、洗濯動線と一緒に計画すると使いやすくなります。

例えば、

脱衣所 → 洗濯機 → 室内干し → ファミリークローゼット

という配置です。

洗濯物を洗ってから収納するまでの移動が少なくなるため、日々の家事負担を減らしやすくなります。

また、乾燥機を使用する家庭では、乾燥後の衣類をすぐに収納できる配置も考えられます。

ただし、室内干しスペースと収納を近づける場合は、湿気がこもらないように換気や空調にも配慮しましょう。

洗濯物を「どこで乾かすか」まで決めておくことが、間取りづくりのポイントです。

8|ファミリークローゼットをつくらない選択肢もある

ファミリークローゼットは人気の間取りですが、必ず設けなければならないものではありません。

例えば、

  • 家族それぞれが自分の衣類を管理したい

  • 子ども部屋に収納を確保したい

  • 洗濯物を各部屋へ運ぶことが負担ではない

  • 建物の面積をコンパクトにしたい

  • リビングやほかの収納を優先したい

といった場合は、各部屋にクローゼットを設ける方法もあります。

また、家族の普段着だけを共有収納にまとめるなど、ファミリークローゼットと個室収納を組み合わせる方法もおすすめです。

「ファミリークローゼットがある家」ではなく、「自分たちが使いやすい収納のある家」を目指すことが大切です。

9|後悔しないために確認したい5つのポイント

ファミリークローゼットを計画する前に、次の点を確認しておきましょう。

  1. 家族の衣類をどこまでまとめるか

  2. 洗濯機や室内干しスペースから使いやすい位置か

  3. 家族が同時に使っても不便ではないか

  4. 子どもが成長した後も使いやすいか

  5. 収納量と通路の広さが十分に確保できているか

また、ハンガーパイプの高さや棚の奥行き、引き出しの開閉スペースなども確認しておくと安心です。

図面上では十分な広さに見えても、実際に収納家具を置くと通路が狭くなる場合があります。

収納するもののサイズまで考えた計画が重要です。


まとめ|ファミリークローゼットは「広さ」よりも「使い方」が大切

ファミリークローゼットは、家族の衣類をまとめて収納でき、洗濯動線を短くできる便利な間取りです。

しかし、すべての家庭に必要というわけではありません。

大切なのは、家族の人数や衣類の量、生活スタイルに合わせて、必要な広さと配置を考えることです。

特に注文住宅では、ファミリークローゼットだけを独立して考えるのではなく、洗面所・脱衣所・ランドリールーム・寝室などとの関係まで含めて計画することが重要です。

河合工務店では、ご家族の暮らし方を丁寧にヒアリングしながら、収納や家事動線まで考えた完全自由設計の注文住宅をご提案しています。

豊橋市・豊川市をはじめ、田原市・蒲郡市など東三河で注文住宅をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

人気の間取りを取り入れることよりも、毎日の暮らしがラクになることを大切に。

ご家族に合った収納計画を一緒に考えてみませんか。

 

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